2024/06/14

被害補償のご申告と心のケア窓口の利用について

 

1.被害者救済委員会への被害補償のご申告とご連絡のお願い

 

 弊社は、昨年9月より、被害者救済委員会を設置し、故ジャニー喜多川による性加害の被害者の皆様への被害補償に対応して参りました。本日までに、441名の皆様に、被害者救済委員会が評価した補償額をお支払いしております。

 

 被害にあわれた方で被害者救済委員会へのご申告がお済でない方がおられましたら、以下のフォームより、ご連絡をいただけますようお願い申し上げます。より円滑な対応をさせていただきますよう、努力を続けております。

 

【被害者救済委員会 補償受付窓口】

 

 また、被害者救済委員会にご申告をいただいた方で、同委員会もしくは弊社の代理人弁護士からの連絡に対して現時点でご返信をいただけていない方、207につきましては、お手続きを進めることができていません。ご確認をお願いいたします

 

 

2.心のケア相談窓口のご利用について

 

 弊社は、20235月から、弊社とは完全に独立した形で、心のケア相談窓口を開設しており、これまでに被害者の皆様からのご指摘なども踏まえながら、ご相談された方々が安心してご利用いただけるように、適宜、その運用体制を見直してまいりました。

 

 心のケア相談窓口の相談体制は、以下の通りとなり、ご相談は【心のケア相談窓口】よりお申込みいただけます。
 なお、相談体制については、こちらのサイトも併せてご参照ください。



(1)  無料でのご利用

 心のケア相談窓口に相談を申し込まれた方のうち、心のケアが必要な方は心のケア相談室によるご相談に進んでいただきます。
 心のケア相談窓口への申込及び心のケア相談室によるご相談については、ご利用者様は、無料でご利用いただくことが可能です。

 

(2) 心のケア相談室の体制

 心のケア相談室では、公認心理師・心療内科医による専門の理医療チームが、弊社とは独立した立場で、ご利用者様のプライバシーに配慮しながら心のケアを行わせていただいております。また、児童虐待やカウンセリングを専門とする性の公認心理師理医療チームに加わっております

 

(3) 対応の内容

 心のケア相談室では、被害者の方の心のケアの必要がなくなるまでの間、何度でもカウンセリングや診察等を受けられる体制を整えております。実際に、複数回の面談を受けられる方も多数いらっしゃいます。

 まず、初回は、基本的には、電話等の方法にて公認心理師によるインテークインタビュー(導入面談)を実施しております。その後、電話、対面又はオンラインにて、公認心理師による理的アセスメント・理カウンセリングを行うとともに、心のケアの必要性に応じて、心療内科医による診察を行い、心療内科医と提携クリニックが連携して治療を行わせていただくこともあります(投薬治療等を行う場合もあります。)。

 心のケアの必要性に応じて、1度の相談で対応を終了するのではなく、ご相談者に寄り添ってトラウマを乗り越えるサポートを継続的に行わせていただいております。

 

(4) ご相談いただける方

 ご相談いただける方は、基本的には、故ジャニー喜多川から性加害を受けられた皆様となります。

 

 弊社は、被害に遭われた方々への心のケアについて、引き続き、被害者の方々の救済のため、全力を挙げて取り組んでまいります。

以上 
2024年6月14日
株式会社SMILE-UP.